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書籍番号 |
41328 |
書名 |
桂苑筆耕集校注(全2冊) |
シリーズ |
(中国歴史文集叢刊) |
データ |
A5 810頁 (繁体字縦組) |
ISBN |
978-7-101-05321-0 |
編著者 |
(新羅)崔致遠撰 党銀平校注 |
出版年 |
2007年8月 |
出版者 |
中華書局 |
価格(税込) |
3,528円 | 新羅の文人崔致遠は、唐懿宗咸通九年(868)、十二歳の時に唐に渡り、 唐僖宗干符元年(874)には進士に及第、唐僖宗宗中和四年(884)に 帰国するまでの16年間中国に滞在、その中国文化に対する造詣の深さ から、韓国学界では“漢詩学宗師”、“東国儒宗”として重要視され、中韓 関係史上重要な役割を果たしたと言われています。 この《桂苑筆耕集》二十巻は、崔致遠が帰国後に自ら編集した文集で、 韓国に現存する最古で最も完整した漢文典籍の一つとされ,朝鮮三国 (高句麗、百済、新羅)時代において唯一の伝世の個人別集であります。 内容は、崔致遠が淮南節度使高駢幕府にいた四年間に作った公私文翰 と詩作で,その中には唐末の多くの歴史事件や人物を収録、中国正史に 見ない原始資料を多く含んでいるため、晩唐の歴史・文学研究の第一次 資料とされています。
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