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書籍番号 |
53375 |
書 名 |
雑字類函
(全11册) |
シリーズ |
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データ |
A5 6000頁 (精装) |
ISBN/ISSN |
978-7-5077-3387-7 |
編著者 |
李国慶編 |
出版年 |
2009年6月 |
出版者 |
学苑出版社 |
価格(税込) |
136,500円 | 【目録】 「雑字」は、各種類の字や語彙をあつめた字書であり類書の 性格も持つものです。「識字」を目的としてつくられたもので 普通重復はなく、《三字経》は最も有名なものです。 「雑字」の起源は早く文献によると漢魏時期には「雑字」の題名 の書籍も出現しています。その後印刷技術も向上したため明清 時期には広く民間に普及するなど起源がもっとも古く広範囲に 伝播した啓蒙書の一つとされています。また、《庄農雑字》2400字, 《六言雑字》2700字,《幼学雑字》2800字,《山西雑字》3500字, 蒲松齢撰の《日用俗字》(七言雑字)11000字など収録語彙と内容 の豊富さから実用性も高く庶民の間では大いに普及しましたが 公刊の書志、書目にほとんど記載されずに消滅したものも少なく ありません。編者が多年にわたって収集した雑字書目13類80種 168の版本を収録した本書は、庶民の生活や人生観などが反映 した語彙や俗語、俚語・警句などを多く含むため、語言学、教育学、 民俗学や社会学などの研究に重要な価値を有するとされます。
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