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本書の編集にあたってはできる限り国内外の学術界の最新研究 成果を取り入れ、職官制度の基本史料とされる正史中の《職官 志》や《百官志》、《十通》、《会要》、《会典》及び《周礼》、《唐六典》、 《歴代職官表》などの典籍を基礎に先秦諸子、歴代筆記、詩文集、 小説、金石碑刻や、近年出土の簡牘や文書に散見する職官関係 資料も利用し、これまでの類書に比べ辞目の範囲を拡大、政治制 度の主要な内容とされる職官制度にとどまらず政府部門、機構、 職官、胥吏、及び官吏の品秩、爵勲、俸禄、章服、銓選、任用、 待遇、考績、科挙等も含み、皇帝、宰相、郷里什伍，一部農民起義 政権の職官制度や、歴代官宦文人常用の職官の別称、俗称、省称、 合称、汎称等もできる限り収録、行政地理制度面の辞目も含めた、 詞目は12270余条となっています。 |
