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本書は先に刊行された「軍都山墓地―玉皇廟（2007年）」に次いで、 葫芦溝、西梁?の二つの墓地資料を紹介したもので、これで「軍都 山墓地」三箇所の発掘資料がすべて出揃ったことになります。 「軍都山墓地」は、1985～1991年にかけて、北京市文物研究所が、 北京市延慶県軍都山に対して行った考古調査を基に、玉皇廟、 葫芦溝、西梁?の三箇所の墓地を選定し発掘した結果、発掘された 東周時期墓葬は594基にのぼり、さまざまな特徴を持つ文化財は大小 6万余件にも及びます。この三つの墓地から得られた考古学資料は、 冀北山地における文化遺跡の源流とその発展を知る上できわめて 重要な意義を持つとされ、歴史学、考古学、民族学、科技史や芸術史 の研究にとっても重要とされています。 ＜関連書在庫＞ 41573 軍都山墓地―玉皇廟（全４冊）（北京文物与考古系列叢書） 2007年10月 北京市文物研究所編著 文物出版社 ￥50,400 |
