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《両周金文辞大系考釈》は、郭沫若著の周代金文研究の名著で、大量 の両周時期の青銅器銘文や自身の考釈も含め古文字学、先秦史研究 の基本資料書とされています。張政[火良]氏は、数十年にわたる研究 と新発見の資料に基づき、郭沫若の考釈と異なる見解を記した批注本 を準備、郭沫若の著作を補充、校正するものとして、学術、資料的価値 が極めて高いとされます。張氏の死後、この批注本の整理・刊行の要望 が高まる中、北京大学歴史系の鳳瀚教授を筆頭に整理小組が作られ、 批注本が整理、刊行されました。本書は、カラー図版二冊、批注の釈文 と整理者の脚注、及び朱鳳瀚氏の解説部分一冊の全三冊で構成。 【目録】 本書簡目/出版説明 ○図版部分 夷王以前的西周時期銅器為上冊 [厂<萬]王以下及東周時期銅器為下冊 ○批注整理部分為一冊 |
